文学の懐の深さを実感する文フリ金沢当日企画紹介
何を持って文学とするか?は人それぞれです。「文学フリマ」という文学作品展示即売会は出店者が「これが私の考える<文学>だ!」という作品を持ち寄り展示・販売するイベントです。そのため、ある人にとっては全く文学に見えない作品が、ある人にとっては重要な文学として感じることがままあります。
そんな、「これ以外は文学として認めない!」主義の皆様の頭が柔らかくなる企画も、文学フリマ金沢には用意されております。いや、最初からそこまで深く練った上で立てた企画かとうか微妙なんですが…。
ともかく、まだ詳細をご紹介していない当日企画のご案内です。
違う角度から金沢と文学を見てみよう
当日企画として、トークセッションが行われます。パネリストによる金沢や文学に関してお話いただくという企画です。今年は文学を離れ(たわけではないのですが)「外から見た金沢と北陸」を主テーマ(?)にトークセッションを行います。
トークセッション詳細
- 日時:5月27日(日)13:00~14:00(開場12:30ごろ※準備でき次第)
- 会場:ITビジネスプラザ武蔵 5階研修室1
- 入場:聴講無料!ご自由にどうぞ。
- 司会:黒瀬珂瀾
- パネリスト:ピストン藤井さま(当日ブースNo.あ-03)
富山が誇る富山在住のライター・ピストン藤井さまによる、富山から見た金沢や北陸を郷土愛を持って語っていただくというトークセッションです。たぶん。
第一回文学フリマ金沢から候補に上がりながら諸事情により実現できなかったトークセッションのパネリストの一人がピストン藤井さまです。どのような方かはこちらのツイートからリンクをたどって下さい。
ピストン藤井さん( @toyama_piston )情報
— 文学フリマ事務局 (@Bunfreeofficial) May 22, 2018
■ブログ「郷土愛バカ一代」https://t.co/y7JpBcV1m1
■里山社・Web連載
「どこにでもあるどこかになる前に。 〜富山見聞逡巡記〜」https://t.co/fXFuP0Mxy0
■富山経済新聞 (2017/12/18)https://t.co/3aCwwrZmLo#文学フリマ
……申し訳ありません。今回のトークセッションは何が起こるかわからないと言いますか、新感覚のモノの見方と文学がそこにあるとしか言いようがありません。
富山県内で活動されている方ゆえ他県の方から「誰やねん」というツッコミが来るかも知れませんが、誰やねんと思った人ほど、このトークセッションの聴講をおすすめします。聴講は無料です。
※あと、トークセッション司会の黒瀬は、この後の企画である朗読・リーディングセッションの司会でもありますので、彼の気力体力温存にご協力お願いいたします。
「文学者は食にうるさい」と誰かが言っていた
もう一つ、文学フリマ金沢の展示即売会終了後、恒例のおつかれさま会を開催いたします。「おつかれさま会って何?」とよく聞かれますが、端的に言いますと懇親会のようなものです。
おつかれさま会詳細
- 日時:5月27日(日)17:30~19:00頃まで
- 会場:ITビジネスプラザ武蔵6階展示室
- 入場:有料企画(¥1,000-)
※チケットは14:00より本部にて販売いたします。
メインは出店者・一般来場者・文学フリマスタッフ関係なく「文学」というゆるいつながりを持って大いに交流していただこうというものです。それらを円滑に行うために、食べ物や飲み物を用意してあります。ちなみにアルコール飲料も用意していますが、自家用車で来場の方、未成年の方、アルコールが苦手な方にお酒を勧めてはいけません。今回そのためのシールを用意しておりますので、ご入用の方はおつかれさま会入場時にお申し出ください。
……あと、他地区文学フリマの懇親会と比べて金額が異常に安いことに皆さん気づいて下さい。つまり、飲食はおまけ程度の量になっています。たぶん。
予めご了承下さい。
※なお、お店で買った食べ物や飲み物の差し入れ大歓迎でございます(手料理の持込は禁止です)。
……というわけで、第四回文学フリマはいよいよ明後日となりました。皆さんの文学と様々な形を通じた交流の機会を、スタッフ一同お待ちしております。